その5 庭園灯、シャッタ-用の電源はありますか?

配線ボックス


一般的には建物内にあるインタ-フォンや外部用の照明スイッチからの配線が壁や床下を配線され建物の外壁に取り付けられている配線ボックスというプラスティック製の四角い箱までつながれています。
 
外構工事では門灯、アプロ-チ灯、庭園灯、電動シャッタ-や電動オ-バ-ドア用に必要な電源の接続やインタ-フォン、電気錠付門扉などからの配線の接続をこの配線ボックの中で行ないます。

建物工事においてお客様からのリクエストが無い場合、通常は配線ボックスへの配線は門灯用として1線、インタ-フォン用として1線しか用意されていないと 考えておいて下さい。しかし敷地が広く門から玄関までの距離が長いのでアプロ-チ用の照明がほしいと考えている場合や、シャッタ-を後から付けようと 思っているのなら電源の数を増やすことと、建物内のスイッチの数も増やしておく必要があります。

またブレ-カ-の大きさにも関わってきますので前もって相談しておきましょう。
特にシャッタ-を取り付ける場合は単独でもう1線増やされることをお薦めし ます。
今はいらないけれど将来はわからないという方は建物内のスイッチ1ヶ所とそこから配線ボックスまでの配線を1線増やしておくほうがいいかもしれませ ん。

ついでに外部コンセント(建物の外壁に取り付けられている防水コンセント)についても触れておきます。
建物に取り付けてある外部コンセントはエアコンや空調機器の室外機用に1ヶ所しか取り付けられていないのが一般的です。

差込口が2~3所あるのでまだプラグを差し込む余裕はあるのですが、室外機の置かれている場所はたいてい建物の横か裏側です。
敷地が狭いと人が通るのがやっとという場所に設置されていることがほとんどです。
表のガレ-ジで車の掃除をするときや、日曜 大工、芝刈りをするときなどの電源に困ります。

建物をぐるりと一周して電気を引っぱってこなければならないなんてことにならないように自分達のライフワ-クを考え別の場所にもう1ヶ所あると便利ですよ。