コンクリートは今や街の構成に欠かすことの出来ない最も重要な材料の一つです。
その証拠に、街を歩くのにコンクリートを見ずに、踏まずに歩くことは至難の業でしょう。
外構で見れば、現場打ちするものだけを挙げてもアプローチ、
ガレージ、階段、基礎などなど、使わない現場は無いといってもいいほど家作りには
欠かすことが出来ない超人気者のコンクリート。
私の自身の勉強も兼ねて、色々とその特徴を書き出してみたいと思います。
よく、コンクリートの養生後「もう乾いたから車入れても大丈夫だよ」と業者から言われることがあるかと思います。
しかし、コンクリートのことをよく知らない人だと「あのどろどろのコンクリートが乾燥して固まったんだ」という理解になるでしょう。
しかし実際は乾燥して乾くのではなく、セメントが水と融合することによって起こる水和反応により固まるのです。
なのでコンクリートの表面が早く乾燥しすぎると、内部でセメントと反応する水が足らなくなり、
結果強度が不足するということもあるそうです。
へ~
コンクリート打設イメージ
あと、その固まるスピードですが、これが実は意外と遅いんです。
配合率によっても違うでしょうが、ざっくりとした硬化度は下記に。
3日後・・・・・25%
7日後・・・・・45%
28日後・・・・80%
3ヶ月後・・・・90%
3年後・・・・・100%
これを見る限り、最初の4週間で急激に硬化しますがそれ以降は極めて緩やかになり、
100%の強度が出るのはなんと3年後!!!
業者が口すっぱく「最低1週間は車を載せないで下さい」と言われるのはこの為です。
なんたって1週間後ですら、本来の強度の半分以下なんですから。
しかし、半分の強度でも車を乗せられるコンクリートの強さってスゴイですね。
最後に、弊社が使用していますコンクリートですが、取引させていただいてます
ハウスメーカー様の厳しい基準をクリアしたものを使っておりますので、安心して工事をお任せ下さい。