クローズ?それともオープン?

クローズスタイル
はじめにクロ-ズスタイルにするのか、オ-プンスタイルにするのかをイメ-ジします。

セミクロ-ズタイプといわれているものもありますがこれはクロ-ズタイプをアレンジしたものなのでまずはクロ-ズかオ-プンの


どちらにするかの選択から入ります。

建物を含めた総予算にも大きく関わり、プライバシ-にも直接関係する重要なことなので建物の配置を決めてしまう前にイメ-ジしておきましょう

それをまず建物の設計士さん伝えることでお客様がプライバシ-に敏感な方だとわかれば、より以上に気をつけてプランしてくれるはずです。
クローズスタイル
道路と玄関までをフェンスやブロック壁などで遮断し、門扉などを設けるスタイル
オープンスタイル
道路から玄関まで仕切りが無いようなつくり
どちらを好まれるかは周囲の環境や街並みにも左右されますが、住まわれる方の感性であったり、 それまでの住まい方にもよります。
昔から個建て住宅に住まわれていた方はちょっとでも門扉が無いと不安に感じられるようです。
反対に今まで集合住宅などに 住まわれていた若い世代の方などは道路から門扉が無くても不自然さを感じません。

クローズタイプを選ぶ方

敷地内が見られることを嫌う方や、防犯的なことを心配される方も少なくありません。
防犯対策だからといって刑務所のような高い壁を希望される方もありますが、内に入られてしまえば逆に外部からは見えなくなり、かえって危険な状態になりますのでこれは一般的では ありません。

それよりも道路から見えるか見えないか微妙な高さにしておくほうが有利です。
実際には160cmくらいの高さでしょうか。この程度の高さであれば乗り越えるにしても少し高く感じますし、歩行者の目線もぎりぎり避けられる高さです。万が一敷地内に侵入されたとしても道行く人が 気付ける程度の高さなので泥棒も安心できません。

オープンタイプを選ばれる方

最低限度の対策として、建物の裏側に何の障害も無く第三者が入っていけるようなプランは感心しません。
裏手に通じる通路部分は門扉やフェンスなどを付けておくくらいの配慮は必要です。

防犯対策としては警備会社と契約すれば それなりに安心ですが、そこまで考えていない方には、フラッシュライトやテレビカメラ、警告音が鳴る装置があります。
最近はポストにもダイヤル式の錠が標準で付いているものが多くあります。

クロ-ズ、オ-プンともに 簡単に出来る防犯対策として、防犯に適した 照明器具を活用することが有効だと思います。