いつものように子供に起こされ パジャマ姿で歯を磨いていると
嫁から1本の電話
「今日帰るの遅いし子供らに晩ごはん
作って食べさせといてや~ほなな~」
なぜか.目がいっぺんにさめ そそくさと服に着替える。
[いったい何を作る] これが問題だ。
こういう日は一日が非常にはやい あっという間に夕方だ さて何を作るか?
答えは決まっていた
-焼き飯だ-。
悩むも何も[焼き飯]しか作れないのだ
お米をとぎはじめ料理にとりかかる。
作り始めるとおもしろいもので なぜか嫁が作ったものよりおいしく したい.と思ってしまう
ここで子供たちが聞いてくる 「おとうさん.今日の晩ご飯何~」
僕は自信をもって 「特製焼き飯や-」
「やった~!」
子供たちの歓喜の声 僕が晩ごはんを作る時は 決まってこのやり取りがある。
そして食べはじめるとどうしても聞いてしまう一言 「どうや-おいしいか~」
すると 子供たちは大きな声で 「おいし-い」と
この言葉を聞くとうれしくなる。
元気になる。また作ろう。
と.思う

嫁が帰宅し
僕の作った焼き飯の残りを口に入れ 笑って言った
「おいしいけど、子供らにはちょっと こしょう入れすぎやなあ-」 と.....。
僕は最近 食事の時
「おいしい」「ごちそうさん」
という言葉を
この年になってやっと
言えるようになった。