ブロック積工事(先行工事)の様子

本日は先日行ったブロック工事のご様子を紹介します!!



ブロック積工事着工前全景
解体工事が終わってまっさらになったキレイな土地です

ここに新築の家が建つのですが
写真にアスァルト敷の駐車場が見えますがこちらにプランの中で境界塀を立てる計画でした

ただ、家が建った後では重機が使えなくなるため、家が建つ前にブロック積を先にさせて頂きたいとお願いしていました


解体工事が終わったのですぐに入りました!!

写真は施工前日で、着工前確認の様子です

水道屋さんが仮設の水道を作ってくれている最中でした


新築契約後、すぐに問合せ頂き、着工前にさせて頂きたいことを伝えてありましたので
スムーズに工事に取り掛かることができました



先行ブロック積工事の開始

完成境界確認
境界ポイントの確認1




















完成境界確認
境界ポイントの確認2



掘削風景2


境界ブロック工事は計画では2段~3段積む計画ですが
それでもこれだけの掘り返しが必要なのです。
なんでこんなに掘り返すかというと
あとで施工写真を載せますが
ブロックを埋め込む分約100mm
基礎厚み 150mm
クラッシャー厚 100mm
全て足すと、350mm!!


数字に書くのは簡単ですが施工となると
簡単にはいきません。人間の手でやるのはきつすぎる深さです
今回は長さが15m近くあるので。。。





掘削風景1
ブロック工事をする際にこんな風に重機で掘り返すので
家が建つと境界と近い時はもちろん重機が入れないし
配管工事されると配管の絡みがあるので重機が使用できない場合が多いです
クラッシャー厚
クラッシャー厚確保の写真
配筋ピッチ
配筋ピッチ
2~3段でしたら鉄筋は800mmピッチで問題ないですが
今回のケースは隣地の方が土地が高く
約270mm程度(300mm)に満たない土圧を受けるので
対策として鉄筋ピッチを倍の400mmで入れさせて頂きました





コンクリート出来高
生コンクリートを配筋した中に入れ込み、
コンクリート出来高を撮影
150mmの厚み確保


先行ブロック積工事完成

完成全景
完成です

見た目普通にブロック積んだだけじゃないかと突っ込まれそうですが
こうやって仕上がると手抜き施工なのか、キチンと施工しているのかわからないものです


入る前に水道と電気を使えるようにお願いしていましたが
水道のみでした^^:
入る前日には判明していたので、当日は発電機を持ってくるように職人にはお願いできました


完成境界
ポイント確認






完成境界確認
ポイント確認





高さ確認
計画通り施工されているのか確認





高さ確認 (2)
計画通り施工されているのか確認



着工前ブロック破損
着工時隣地のブロックが最上段がグラグラと倒れそうになっているので、施主様に報告
高さは低いですが通学路ということもあり
だれかが乗って倒れても危ないので
積みかえさせて頂くことにしました
ブロック補修
改修後

施工内容をお伝えして
ブロック積工事するついでに直しました


あとで来ると職人が余計に1日取られてしまうので
ブロック工事させて頂いている流れでさせて頂きました




ブロック工事の様子をお伝えしましたが
何をお伝えしたいかというと

こんなにきっちり配筋したりベース作ったりしてますよーてのはもちろんですが


ハウスメーカーが紹介する外構屋さんを使う場合は何も考えなくても
外構屋が先にしなくてならない工事をしてもらえます
もちろん、金額の案内もあるかと思います


自分で探す場合は大抵、先行工事をしようにもできな状態が多く
上記のようなしっかりとした基礎工事ができない場合があります

特に裏とか境界ライン付近の工事とか。。。


今回のケースでは解体前の状況での問い合わせだったこと、当社に決めて頂く決断が早かったことで
クオリティーの高い工事ができました


できればですが、ハウスメーカーさんと建物の契約が終われば、すぐに外構屋にも見積をとるようにしてください

京都は土地柄、境界沿いなんかは重機が通れない場合がほとんどです
最初にしておいた方が良い工事なども案内されると思います

土地形状や色々な条件、保証など絡むので必ずしも先行工事をした方が良いとも一概に言えないことなのですが
そういったことも含めて早め早めのご相談をオネガイしたいです