ウリンのウッドデッキの注意点?

こんばんは大峠です

昔主流だったレッドシダーのウッドデッキに変わり
人工木樹脂のデッキが今は外構の主流となっています

これはエクステリア業界自体が伸び盛りの時代、ウッドデッキもという需要がかなりあり、
爆発的にウッドデッキが流通しました

ただ、天然の木なので外にさらけ出した状態のままで置いてあるものですから
当然腐っていきます
(水や太陽光によって)


腐り果てたウッドデッキ
腐り果てたウッドデッキ腐り果てたウッドデッキ
上記は極端かもしれない写真ですが
ノーメンテ(塗装まったくせず)の状態で放置されたウッドデッキです

築10年くらいだったかな・・・・

ちなみにウッドデッキは塗装をかけてあげれば長持ちします

年最低1回、できれば2回
ウッドデッキ
ちなみに上記は毎年ウッドデッキの塗装で入らせて頂いてるリフォーム現場

毎年入らせて頂いておりますが

上記で約8年経過

でも部分的な交換をしたりしてます


こういったランニングコストが嫌だという方向けに人工木樹脂デッキが登場しました
タカショービュースルーフェンス

見た目は天然の木に負けますし、天然木よりも若干暑くなりやすい特性が弱点ですが

それを補ってあまりあるほど耐久性にすぐれた商品です

あとは、元々が綺麗なので土足で歩き回ると汚れが結構つくかもしれません

そいった意味ではお掃除的なメンテは必要かもしれませんね

ただ、レッドシダーのように塗装を毎年しなくちゃいけない、

10年持たずに腐る心配はないので安心です


ところで、昨今では、ウリンという木材が

耐久性に優れたウッドデッキとして注目されております

舟の骨組に使われていたり、30年川に放置しても腐ってないとか、ハードウッドとして広く使用されているとか

聞くと、「おぉぉぉーーーー」てなりますよね

ウリンは通常の木材と異なり、中身がぎゅぅぅぅーーーと詰まった状態になってます

詰まってる分、重いし、固いし、シロアリも食べられないほど・・

反面、あまりにも固く、重いので施工費がかかる点がネックです

というのが、まぁ、外構屋さんが説明するなかで説明する部分かなと思います

上記説明ですと、それでも天然のがいい!!となりそうですね

でももっと突っ込むと、ほんとにそれがベストなのか?という部分も出たりします

あまりにも固く、密度も詰まってるので塗装が染み込まない

なので設置して雨が降ったりしたら、塗料が流れるんですよ。。。
砂利とかなら気にしなくてもいいかもしれませんが、せっかく綺麗にした塗装面や
壁に伝うと塗料がそこに付着します

また、ウリンは経年変化で一年もたないくらい(状況により異なる)で
シルバーグレイに変色します

そこでやっぱり茶色がいいとなっても、これまた、色がなかなか入らないので大変です
(メーカー出荷品でも塗料が完全に染み込まないのに、現場でや素人がやれば余計ですよね)

シルバーグレイでもそれはそれでアリだと個人的には思いますが、そこは人それぞれですね^^

また、ささくれも発生するので素足で歩けますよーといってもささくれで足を怪我しても大変です・・・

ウリン以外にも天然木で高耐久を謳うデッキ材はありますが、そういった部分を確認も大事ですね^^

ご自身のライフスタイルを考えながら、一番最適なウッドデッキを考えてみてください