家を新築するとき、外構の相談のタイミング。京都のあしだ

おはようございます。

よくホームページを見たので外構の相談をしたいというお客様がこられます
もちろん、そのタイミングはそれぞれです
契約した直後、基礎が打たれたあたり、
あと1~2ヶ月で家の完成、家を引き渡しを受けた直後
引渡し後半年以上。。。。

皆様それぞれです

でも以下のお客様は経験上一人もいません
ハウスメーカー、工務店の選定段階
土地の購入した直後
土地の選定状態

まぁ、当然かもしれません
外構、エクステリアなんて単語は家のハウスメーカーの見積が来たくらいしか出てきませんし
どれを選ぶかで頭はいっぱいいっぱいのはずなので

ですが、外構屋としては相談されるのがベストな状態としては
ハウスメーカー、工務店の選定段階
土地の購入した直後
土地の選定状態
このあたりでも来て欲しいと思ってます

建物の図面もまだ出来上がってない状態でなぜ来て欲しいのか?
それはいくつか理由があります
京都という土地柄、景観や、世界遺産の地区、風致地区、セットバックなど
以外とやりたいと思うことができないケースがあります
ハウスメーカーや工務店の営業の
「外構は後回しでも大丈夫ですよ」
「外構は当社をはさむと高くなるので外構は引渡し後、お客様が探されてやってくださいね」
なんて一見親切な言葉を鵜呑みにしてしまうと
・景観条例でやりたい外構ができない
・風致の関係で高木や植栽をたくさんいれなくてはいけない
・法令上しなくてはならないことがあり意外と高くつく
なんてことがありえます

また、
少し高い位置を設計GLに設定してあるのですが
・駐車場部分に考えてあるところが深基礎になっていない
これは正直よくあります・・・
なので基礎の周囲を花壇でつくったり、結果として駐車場が狭くなる、使えない
なんて結果につながります

完全に外構無視で家が建った場合
雨水、汚水の配管が外構計画無視で進められてるので
少し掘ったら、配管がみえてきた
クローズにしたいのに水道メーターがクローズの内部にあるため
クローズ部分が思ったより、建物側にきてしまう
クローズにしたいのに電気メーターが直付けのためにクローズしてしまうと
電気メータの検針ができない
ガスも同様です

また契約前に
「外構予算は100万円みてください」
「300万円かかります」
という予算取りも怖いところです
ざっくりとした要望、やらなくてはならないことの最小限の見積を根拠で出されている可能性が高いのです
最低限、平面図だけでも見積の根拠となる図面を元に算定されいれば親切ですが
営業の経験則やこれだけ見てれば大丈夫だろうという場合は最悪です
なので契約前に最低限、外構の図面見積は取っていただきたいところです
見積のみで200万契約にはいっていて
いざ、図面を見れば最低限の土留め、申し訳程度の機能門柱、駐車場部分は全て砕石
庭の部分は土や砕石も入れずにそのまま、やろうと思ってる部分が入ってない
などなど


上記のようにぱっと思いつく限りでこれだけあります。
なので営業マンの
「外構は後から考えましょう」
という考えは施主様として疑問符を持って頂きたいところです

家を検討するにあたっては
一番相談しやすいのはハウスメーカーの営業さんかもしれません
(もしくは工務店の社長や建築家さん)
売っている方なら年間10棟以上携わっていますし
家、設備、資金繰り、などなそ幅広い知識を持っておられると思います
でも外構に関しては、突っ込んだ話は難しいかと思います
家本体を本業にしている方でも年間10くらいしか関わっていませんし
外構は別会社にほとんど振ってあるので
やはり外構本業にしている会社には負けますよね

外構は家の最後の工事で、
結構いろんなお話をお聞きし、目にします
そんな経験がもしかしたらお客様のお役に立つかもしれません
特にアンケートと称して、相談にこられたお客様の個人情報はお聞きしてませんので
もし気になればご相談頂ければと思います
(図面・見積を依頼された方はお聞きしてます。資料送付や連絡を取りたい時に必要ですから)

ざくっと説明しましたが、これかのしばらく建物との絡みの部分をもう少し掘り下げて
わかりやすく図示しながら説明しようかと思います
合間合間にやるので時間がかかりますが。。。

それまではこちらを見て頂ければ幸いです
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当社の社長が以前書いた建物との絡みの説明はコチラ