エクステリア工事の順番について

あしだの大峠です

本日は工事の順番について少しだけ書かせて頂きます

まず最初に
掘削工事から
ブロックのベースをつくるためや、土間にコンクリートを打つために
土を掘り返し、その土をほかします

犬走りが砕石や真砂土の場合はある程度やってしまいます

次にブロックを積みます

次に洗い出しやタイル貼り、石貼りを土間やタイルにする場合
下地となるコンクリートを打ちます
また並行してブロックに塗装やタイル貼りをする際に
下地となるモルタルを塗りつけます
また、
ブロック+フェンスを計画してる際はフェンスの柱などを立てこみます

次はブロックの塗装やタイル貼りなど化粧を施します


そしてブロックフェンスの場合は本体を施工します

土間の化粧がある場合は先に洗い出しやタイル貼りや石貼りをして
土間の化粧を施します

そして土間コン打ち(金鏝や刷毛引き)

その後に電気工事(壁面化粧が終わってからくらいで段取りする場合もあります)

植栽工事は一番最後にします


すごーく大雑把に書くとこんな感じです


それぞれ分担で工事を担いますが
ある程度の部分はブロックや土間打ち、掘削を担う職人ができますが
スポット的にタイルや石屋、電気屋、塗装屋、設備屋、植木屋がそれぞれの得意分野で施工します

予算を浮かせようとしてぜーーーんぶ、ブロックや土間打ち、掘削を担う職人にさせてしまうお店もあります

タマリュウを5m植えるのに植木屋呼ぶのはもったいないからとか
門灯1個に電気屋呼ぶのもったいないとか
3m2にも満たない乱貼石の施工にもったいないとか。。。。
基礎がちっこいちっこいとか
地中配管にCD管つかったり、

私自身、残念ながらご契約いただけなかったお客様の外構作業の風景を覗いたりします

見た感想は、
現場の職人の都合のみで動いてるな。。。
という感想を持つことが多いです

タマリュウの植える幅が均一でないとか、スカスカとか
土間コンを早くに打ちすぎとか
植栽の密度低すぎとか。。。。

そーいうのは、実際施工を頼まないとわからない部分ですよね

実際順番を無視したほうがいいケースもありますし
(天気や、工期など、敷地条件など)
それがその現場では正しいケースもあるでしょう

なので、私は基本相見積ばかりでやってますが
当社より安い値段で出してきたとか、デザインが向こうの方がよかった
当社がしない提案(安全上や法規、景観上など考慮してしない)をしてくれたとか
などお断り文句はたくさんありますが
工事や仕上がりを覗くとそんな印象をたくさん受けます

当社や私が京都で1番の外構屋というわけではないと思いますが
施工・デザイン・仕上がり、また、お客様に喜んでもらえることを第一にお仕事ができればいいなと思います


デザインと施工は比例しない

デザインをこれば凝るほど、きっちりと施工管理や段取りを見ないといけないですしね
現場もしょっちゅう見に行く必要があります
デザインだけじゃなくきっちりと現場を見れば問題ないです
でもそんな光景をたまに(よく?)目にします
(すべてのデザインや見栄えがいい外構が施工はきっちりしてないという意味ではありませんので・・・)


そんなブログでした